協力:日本気象協会

美幌峠雲海予測

331日の雲海予測 3月30日12:00更新 発生確率 45%
331日の朝6時の天気予報 3月30日12:00更新
晴れ
気温-2
湿度92%
風速3m
風向き南東
美幌峠の雲海について →

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美幌峠雲海予測

美幌峠の雲海について

屈斜路湖の雲海となる霧や雲の種類と発生するメカニズム

移流霧

春から夏にかけて吹く暖かく湿った南風が北海道の太平洋岸を流れる寒流(親潮)の上にさしかかると、海面から冷やされて海霧が発生します。このように発生する霧を移流霧といいます。
釧路方面に流れ込んだ移流霧は南風に乗って釧路湿原の上を北上し、屈斜路湖に到達して湖を覆います。
移流霧の高さは400~500mもあるため、美幌峠も霧の中に入ってしまい視界不良となることがあります。

蒸気霧(けあらし)

屈斜路湖から蒸発する水蒸気が、厳冬期の冷たい風に冷やされ発生する霧です。屈斜路湖では、温泉水を含む河川が流れ込む所や地熱で温められた所では水温が高く、蒸気霧が発生しやすいと考えられます。

放射霧(盆地霧)

晴れて風が弱い夜は、地表面から熱を奪う放射冷却現象が強まり、地面付近の気温が下がります。冷気は屈斜路湖を囲む外輪山の斜面に沿って下り、盆地の底である屈斜路湖に溜まって霧が発生します。

滑昇霧(悪天候時の雲)

前線や気圧の谷が通過する時などに発生する上昇気流により、湿った空気が持ち上げられて霧や雲が発生します。 雲が発達して美幌峠を超える高さになることや、天気が崩れて雨や雪が降ることもあります。

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